建設業許可

建設業許可の主要な4つの要件

建設業許可にはいくつかの要件がありますが、主要な要件が4つあります。

  1. 専任技術者がいること
  2. 経営業務の管理責任者がいること
  3. 財産的要件として500万円が必要なこと
  4. 単独の事務所を有していること

この4つのうち、1〜3つ目までが、要件を満たしているか判断が難しかったり、満たすために行動が必要なことが多いと思います。

今回は判断が難しい3つの要件について、簡単にご説明していきます。

1つ目の主要な要件:専任技術者がいること

専任技術者の要件は、下記3つのいずれかの条件をクリアする技術者の方がいれば満たせます。

  • 建設業許可の要件を満たす資格を持っている
  • 学歴と実務経験
  • 10年の実務経験

2つ目の主要な要件:経営業務の管理責任者がいること

経営業務の管理責任者として認められるのは、下記いずれかの経験を持った方のみです。

  • 建設業許可を受けようとする会社と、同じ業種の会社の役員経験が5年以上ある
  • 建設業許可を受けようとする会社と、異なる業種の会社の役員経験が6年間以上ある

※役員などに準じる地位などにも認められます。

3つ目の主要な要件:財産的要件として500万円が必要なこと

財産的要件として、500万円が必要になります。

  • 銀行などに預金があるか
  • 決算書上で500万円の財産が確認できる

上記いずれかの条件をクリアできれば、3つ目の条件は満たせます。

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