節税
試算表を作成するときに、相手先の枝番をとるときがあります。
例えば、売掛金、買掛金、未払金など、会社によっては、特定の決まった取引先が、いくつもあり、相手先別の残高が一目でわかる方がよい時もあります。
この場合は、科目の枝番をとって、試算表を作成することになります。
この時、相手先によっては、残高がマイナスになるときがあります。
売掛金、買掛金、未払金など、相手先別の残高は、本来、マイナス残はありえないことなのですが。
残高がマイナスになるということは、例えば買掛金であれば、請求した仕入を買掛金で計上、
そしてその請求した買掛金の額以上の支払をその得意先にしているということです。
この場合は、支払を間違って多く支払ったか、計上するときに間違って少なく計上したかとなります。
このようなことで、間違った支払をただすことなども可能になります。
受取手形や支払手形の残高がマイナスになるときは、
手形金額を間違って計上したか、手形を決済、裏書など相手先別の枝番への振り割りが間違っている場合が多いです。
試算表を作成する際、科目にもよりますが、残高がマイナスになることはあまり考えられません。
繰越利益剰余金がマイナスになったりはあるのですが、これは毎月数字が動くものではありませんので。
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